2013年1月22日火曜日

龍山寺近くの剥皮寮と山水街

台北のパワースポットである龍山寺の周辺にはレトロな町並みの「剥皮寮」(ボーピーリャオ)があります。 ここは、清代の町並みを整備し解放している歴史保存地区で、木材が集められてここで樹皮を剥いでいたのが名前の由来だそうです。


月曜日は定休日

 龍山寺から少し歩くといきなりレトロな感じの建物が。

 

 期待に胸を膨らませて近づいて行くと何か様子がおかしい。

 

 誰もいないしどこも開いてません。 よくよく調べるとここは月曜日が定休日。 残念ですが、この人がいない雰囲気も悪くはないです。

 と、思って歩いていると何やらドラマか映画の撮影をしていました。

 

 観光客が多いと撮影が出来ないので定休日の月曜日に撮影をしているんでしょう。

 

 店は開いてないですが撮影風景を見れたのはラッキーでした。

 しかし、俳優が有名なのかどうかわからない。。。

 

 誰か知っていたら教えてください。

 レンガのアーチがとてもきれいです。

 

 歩いていたら古い町並みが終わってしまいました。

 歩いていると小学校が。

 

 校舎がレトロでいいですね。

 元々生えていた木を生かして作ったのだろうと思われる遊具がすてきです。

 

 休みじゃなかったら、ここがにぎわっていたんでしょう。

 

 龍山寺の近くにある「山水街」(サンシュイジエ)という市場にも寄ってみました。


海外の市場は楽しい!

 まだ、10時半と朝が早いのか逆に遅すぎたのかそれとも月曜日で休みなのか、人は少なく閉まっている店もありました。

 

 野菜、肉、服などなんでも売っています。

 

 市場では鶏肉が丸ごと売られています。

 

 散歩も終わり龍山寺駅に戻りましたが、駅周辺の公園は大勢の年寄りに占拠されていました。

 

 この辺は日本で言う巣鴨みたいなものでしょうか? このあたりは物乞いも多く、ちょっと異様な雰囲気もあります。

 莽葛拾遺(マンクーシーイー)という古本や骨董を扱っている店がガイドブックによると定休日無しで9時から開いていると書いてあったので10時半になってもあいてません。

 中は明かりが点いていて人がいるような感じですがドアは閉まって鍵がかかってます。 少し待ってようかと思ったら店の前でその辺の人がいきなり商売を始めたので待つのを諦めました。

 もう一軒台湾スイーツの店に寄ろうと思いましたが、行ってみるとまだそこは開いておらず、11時半オープンでした。 たまたま通りかかったおじいさんが日本語で教えてくれました。

 剥皮街はいつか定休日じゃないときに行ってみたいですね。


台湾最大級の「士林夜市」に行ってきた

台湾の屋台はすごいと聞いていたので、行く前からワクワクしてました。


台湾最大規模の夜市はすごい活気!

 初日の夜の予定が空いていたのでホテル到着後早速タクシーをひろって台湾最大規模の夜市と言われる「士林夜市」(シーリンイエシー)に行ってきました。

 MRTで行く場合は「剣潭駅」で降りるとすぐです。 夜の9時くらいだったのですが、タクシーでMRT「剣潭駅」の前に降りるとすごい人の多さで、どこに向かって行けば良いか一目でわかります。

 

 人の流れに身を任せ路地に入るとそこも人の波がすごいです。

 

 雑貨、服、飲食店などがひしめき合っています。 突っ込みどころがある店が多く、この店はぬいぐるみが首つり状態になっていました。

 

 細かい地図もないので人の流れに身を任せ、適当にぶらぶら歩いて楽しむことにします。

 

 「少年様」って多分若者向けってことなんでしょうか?

 

 道路の真ん中に敷物を引いて店を広げていますが、もはやなんでもありですね。

 

 屋根付きのきれいな場所もあり、ここでも雑貨屋やゲーム屋台、フルーツをその場で食べさせてくれる屋台などもありました。

 

 いろいろと買い食いしたかったのですが、台湾の旅行の初日では屋台のご飯は当たると次の日から動けなくなるのでやめた方が良いと言われて控えていました。 タピオカドリンクなら大丈夫だろうと思い、飲みたくなったので買ってみました。

 

 45元(126円)でタピオカミルクティーを買いましたが、さすが夜市です。 安くておいしい! タピオカも久しぶりに食べましたが、なんで最近日本で見なくなってしまったんだろうと思うくらい美味しくて、ぜひ日本でも食べたいです。

 ライトアップもしていて明るいです。

 

 歩いていたらお寺に出てきましたが、派手なお寺でかっこいいです。

 


食べ物はボリューム満点

 途中でお腹がすいたので、からあげ70元(198円)を買いました。

 

 有名なお店なのかテレビの取材を受けたときの映像をずっと流しています。 番号が呼ばれると、そのテレビに映っていたおじさんが唐揚げを渡してくれました。

 

 ソースはタイっぽく、パクチーの入ったような感じで辛かったですがおいしいです。

 

 ボリュームもあって満足でした。

 ふわふわなせんべいみたいなお菓子も味見しましたが美味しかったです。

 

 機械が自動でどんどん作っていきます。

 

 より狭い路地を発見したので入って行きました。

 

 ここは服屋が多かったです。 路地を抜けるとレトロな感じの映画館がありました。

 

 そこからまた屋台がある通りに向かっていきますが、あまりの人の多さで人の流れが自動的に右側通行になっていました。 初めて見る大きさの巨大ソーセージです。

 

 旅行最終日だったら食べてたなぁ。

 士林夜市で何度か見かけたカエルの看板。

 

 最初は本当にカエルの肉とか売っているのかと思っていたのですが、あとで調べたら普通のタピオカジュースを売る店だそうです。

 確かにカエルの卵とタピオカは似ているけど、あまり連想したくない組み合わせですね。


すごい匂いの正体は?

 歩いているとたまにすごい臭くなるときがあります。 「臭豆腐」という料理を売っているのですが、名前のとおり臭い。 試してみる気にならずスルーしました。

 歩いているとヘルメット型の傘を売っている店がありました。

 

 子供がこの傘をさしていたらかわいいですね。 旅行日程の初日に来たので買い食いを控えましたが、最終日とかだったら安いお土産も買えてよさそうです。 9時頃から11時頃までいましたが人はぜんぜん減らず、どんどん増えてきているような気もしました。 1時くらいまで賑やかだと聞きましたが、11時であの人の多さなら3時くらいまで賑やかな感じもします。 大通りに出るとタクシーがたくさんいるので、タクシーに乗って帰りました。


台湾の台北の地下鉄「MRT」について

台北市内にはMRTと呼ばれる鉄道ネットワークで、地下鉄と一部高架鉄道があります。 

MRTはとても便利で切符の買い方も簡単です。


MRTの切符の買い方

 まずは、MRTの駅に行き券売機でICチップの入ったコインを買います。

 初乗りは20元で行き先によって値段が変わりますので、券売機の上にあるMRTの路線図から行き先の値段を確認してタッチパネルで行き先の価格を選び、そのあと必要枚数を選びます。

 

 そして、お金をいれるとコインが出てきます。

 

 これを改札で日本のSuicaみたいにかざすとゲートが開きます。

 そして、目的地に着いたら改札にコインの投入口があるので、そこにいれれば再度ゲートが開きます。

 

 MRTの路線図はホテルや駅で手に入るので、乗るときには一つは持っていると乗り換えやタクシーで駅に行くときなどに便利ですので、すぐ取り出しやすいところに一ついれておくと良いと思います 。 駅の入り口は大体こんな感じです。

 


乗り放題券もある

 一日票(イーリーピャオ)と呼ばれるMRTの一日乗り放題乗車券もあります。

 

 こちらはガイドブックには200元でそのうち50元はデポジットと呼ばれる保証金で、3日以内に一日乗車券を返却すると保証金が返ってくると書いてありましたが、どうやら180元で保証金はなくなったようです。 一日乗車券を使った次の日に駅の窓口に持っていきましたが保証金は返却されませんでした。

 淡水と呼ばれる台北から少し離れた観光地にも使えるので、長距離移動や沢山MRTに乗る予定の日には一日乗車券を買ってもいいかと思います。

 他にも、EasyCrad(ヨウヨウカ)と呼ばれるSuicaのようなチャージ式のカードもあり、コンビニやタクシーなどでも使うことが出来るようです。


MRTの注意事項

 MRTの中は基本的に飲食厳禁で、違反すると罰金をとられます。

 社内にはトイレがないため、淡水などへ行く場合には長時間の移動になるので、先に行っておきましょう。

 乗り換えは路線図の色と同じ看板を目指していけばよいので簡単です。

 基本的にどこのMRTの駅にもトイレはありましたので、駅でトイレを済ませておくと便利です。

 改札の外にはトイレはありませんでしたので、改札を出る前に寄っておきましょう。

 日本の駅と違ってコインロッカーがありませんでした。

 スーパーで大量にお土産を買って駅のコインロッカーに預けておこうと思ったのですが、駅員さんに聞いたらコインロッカーは無いとのことだったので、大量のお土産は計画的に買いましょう。

 日本と同じで優先席があり、わかりやすく表示されているのでちゃんと譲ってあげましょう。 台湾の人も日本みたいに優先席はよほど込まない限り座っている人はいませんでした。


台湾の台北でのタクシーについて

台湾の台北はタクシーが便利です。


台湾のタクシーは安い

 タクシーは黄色の車体でニューヨークみたいな感じなので、とてもわかりやすくて便利ですがもっと良いところは価格です。

 とりあえず日本から比べると考えられないくらい安い! 初乗りが70元。2.8倍して計算すると196円。そこから5元ずつメーターが上がっていく感じです。

 車種も様々で古いタクシーもありますが、新しいものに当たればプリウスのタクシーとかもあります。 3泊4日で合計10回以上タクシーに乗りましたが、一度も危険なことや変な料金を請求されたことはありませんでした。


深夜料金に注意

 確か、23時から6時過ぎくらいまでは20%くらいの深夜料金を取られますので、お金がぎりぎりなときには気をつけましょう。

 タクシーはそこらへんに沢山走っているので、すぐにつかまります。


タクシーに乗る前の準備

 タクシーの運転手はあまり日本語が出来る人がいないので、乗る場合には行き先の書かれたメモを渡すか、ガイドブックに印を付けて渡すとスムーズに行き先まで連れて行ってくれます。 結構、手を上げるとすぐに停まってくれるので行き先のメモは事前に準備しておくと良いです。

 僕が乗ったタクシーは基本的に良い人ばかりで、日本語や英語が出来なくてもなんとか台北の紹介をしてくれようしてるような人でした。

 短距離でもちょこちょこ乗れるので、歩き疲れたときやアクセスが悪いところに行くとにはオススメです。

 台北市内の移動なら100元~200元くらいでしたので、100元のお札を準備しておくと支払いが楽です。


シートベルトは必須

 2012年2月からはシートベルトの着用が義務化されたらしいので、タクシーに乗るときには忘れないようにしましょう。


台湾の衛兵交代で有名な忠烈祠へ行ってきた

台北の有名な観光地の1つである「忠烈祠」(ジョンリエツー)に行ってきました。 ここで有名なのは「衛兵交代式」。 衛兵の交代式は軍隊ならではのびしっとした動きで忠烈祠を守る衛兵が交代するのでかっこ良いらしいとのことです。


衛兵の交代式の時間に注意

 孔子廟にいたので孔子廟から急いでタクシーで忠烈祠へ。115元(322円)

 急いだ理由は、有名な衛兵の交代式は毎正時(毎時00分)に行われるので見逃すと一時間待たないといけないからです。

 急いでタクシーで向かい到着すると調度10時10分前。 しかし、正面入り口の衛兵が立っている門の前にはすでに観光客が群がっています。

 

 衛兵は時間が来るまで動かず立っています。

 

 そして、10時になり横の入り口から交代する衛兵が出てきました。

 

 一糸乱れぬ動きです。

 

 水平にあげる腕もきれいです。

 

 小学校のときの行進を思い出しました。 兵士の顔がなんとなく中国大陸系というより東南アジア系なのかと感じました。

 

 交代のために通路を歩いて行進する兵士を観光客が取り巻きのように囲みます。

 

 兵士から見たら、かなりうざいんだろうと思います。 10分くらいかけて交代するため、忠烈祠の入り口に来るまで5分くらいかかります。

 

 それにしても姿勢がきれいです。 歩くときにも軍靴を「カッ、カッ」と鳴らしてかっこよく歩きます。

 

 観光客が衛兵の通路を塞がないようにスーツの人たちが観光客を遮ります。

 無事交代も終わり入り口を警護している衛兵です。

 


忠烈祠の中は静かに

 衛兵の交代式ばかり目立ってしまうこの施設ですが、ここは1911年の辛亥革命から現代まで現在の台湾のために亡くなった魂を祀っている祠です。

 真ん中に立つ建物がとても豪華できれいでした。

 

 忠烈祠の中では魂が眠っている場所なので静かにしないといけません。 正面の建物のまわりをぐるっと廊下が一周まわっているのですが、その廊下の壁に辛亥革命からの国民党の戦いの記録が記されています。

 赤い柱と白い石の床の色合いがとてもきれいでした。

 

 忠烈祠のミニチュアの模型も展示されています。

 

 旧日本軍のことも書いてあります。

 

 降伏を受け入れたときの絵だそうです。

 

 観光客のいなくなった忠烈祠はとても静かでした。

 

 衛兵交代式のときに騒いでいる若い日本人観光客がいましたが、外国で観光をするならばその場所のことを事前に勉強しておき、敬意を払う場所や静かにする場所などその場所に応じた行動をしてほしいです。

 礼儀がないと日本人全体が同じように見られてしまうので、自分も注意しようと思いました。

 それにしても、海外では重要な施設の前に銃剣を持った衛兵を見かけますが、衛兵の無言の圧力に驚きます。 日本ではまだ一度も見たことがないのですが、よく考えたら日本には「軍」がないから「兵」がいないため衛兵もいないんですね。

 オーストラリアに居たとき台湾の人もいましたが、そのときに徴兵制のことも聞いたので、ここの衛兵も徴兵された兵士なのかなと考えました。